シルクストールの扱い方

シルクストールの扱い方

シルクストールは、高級素材で憧れますよね。

 

でも、シルクというと扱いが難しいイメージがあります。

 

そこで、どのように扱っていけば良いのか、ご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

 

シルクとは?

 

シルクは、4大天然繊維の一つにも数えられ、古くからシルクは「最も美しい繊維」としてとても重宝されてきました。

 

蚕の繭から紡ぎ出して、1粒の繭から取れるのは長さにして1km以上になり、さらに天然繊維の中では極細の繊維で、生糸の細さはなんと髪の毛の約1/30とも言われています。

 

生糸は、三角の形状をしておりプリズムのように入った光を反射や拡散するので、他の繊維ではない、独特な光沢を生み出すのです。

 

また、天然繊維なので静電気を起こしにくく、紫外線を吸収しやすいので、紫外線対策としても活用できます。

 

そして、多湿にならず、適温を保つことができる素晴らしい繊維なのです。

 

シルクストールの扱い方

 

シルクは、天然繊維の中でもデリケートな素材です。

 

扱い方次第では、ずっと美しく使えます。

 

●汗はすぐ取る

 

汗は、変色や色落ちの原因となってしまいますので、ついてしまったときは早めに取るようにしましょう。

水洗いする場合、

 

①30℃以下の水温で洗うこと

②衣類の洗濯表示に沿って、手洗いまたは洗濯機のデリケートコースでケア

③洗濯用ネットにいれる

 

を気をつけてケアしてください。

 

ただし、自然素材で大変デリケートなものですから「絶対に大丈夫は」ありませんので、

ご自身で洗う場合は飽くまでも自己責任でお願いします。

 

そのため、当社商品の品質表示タグには、「ドライクリーニング」と記入してございます。

 

●使ったら陰干し

 

使ったあとは、ほこりなどの汚れを取って、ハンガーにかけて陰干しをします。

 

そのときに軽く、自然の風や扇風機の風当てなどをすると、匂いや小さなほこりなどを取ることができるのです。

 

しっかり休ませる時は、半日ほど干しましょう。

 

これで少しの折りジワや結びジワも取ることができます。

 

●保管時の注意点

 

シルクは、湿気に弱いので、保管時はできるだけ高い場所に置くようにします。

 

日光に当たると変色してしまうので、日が当たらない場所に保管しましょう。

 

また、シルクは、虫食いに弱い素材で、調湿ができないとカビが生えてしまうこともあります。

 

長い期間保管する場合は、不織布のケースや絹専用の保存袋に防虫剤などを入れましょう。

 

(ビニール袋やプラスチックケースに密閉して保管すると、カビが生える原因となります。)

 

●シルクストールを長く使うために

 

1日中巻いたストールは、ハンガーや椅子にかけて光の当たらない場所に吊るしましょう。

 

長時間光にさらすと、変質や変色の恐れがあります。

 

使用の度にクリーニングの必要はありません。

 

汚れがひどい場合は、ドライクリーニングをしてください。

 

シルクストールの扱い方まとめ

 

シルクストールをきれいに扱うには、正しい知識を持つことです。

 

正しく扱うことで、長く愛用することができます。

 

極上の肌触りはもちろん、美しい光沢と色合いで一枚でコーデを上品で華やかにしてくれるのです。

 

ぜひ、シルクストールをきちんと扱って使用してみてください。

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