安い偽物のカシミヤの見分け方は?
カシミヤは、最高級の繊維と言われています。
ですので、偽物も多く出回っているのです。
そこで、安い偽物の見分け方をご紹介しますので、騙されないようにしてください。
安い偽物のカシミヤの見分け方は?
①風合いを見る
カシミヤは、毛足が長く独特の光沢があり、滑り感があります。
触ってみると肌当たりがよく、気持ちよさを感じることができるのです。
しかし、カシミヤを使用していなくても柔軟加工をすれば、カシミヤに似たような質が良く気持ちの良い肌触りにすることができます。
ですので、肌触りだけで偽物かと判断するのは難しいです。
柔軟加工された肌触りを良くした製品は、不自然な風合いになりますので、カシミヤ独特の滑り感や光沢、毛質を見るようにしましょう。
②大きさやplyを見る
生地の大きさは、とても重要なポイントとなります。
サイズが大きいほど価格は高くなりますので、大きめのショールを安く売ろうとしてきたら、偽物である可能性が高いです。
ショールの標準の大きさは、100cm×200cmとなります。
またplyを確認することも見分けるポイントです。
plyとは、生地に使用する糸をよりあわせたもの。
2本以上の糸が使用されている場合は、plyを確認しましょう。
2本の糸がよりあわされている場合は、2-ply、3本なら3-plyと表示されます。
よりあわせることで生地が厚くなるので、ショールやストール、スカーフのplyの数字は小さいはずなのです。
③繊維を一本取って燃やしてみる
製品が台無しになってしまうので、あまり気がすすみませんが、効果的な方法です。
なぜなら、自然繊維と合成繊維の燃え方が明らかに違います。
カシミヤは獣毛なので、本物のカシミヤなら髪の毛を焼いたときと同じ匂いがしてこすると跡形もなくなるのです。
しかし、ライターで炙ってダマになったらポリエステルが入っているでしょう。
④繊維の直径を確認する
本物の繊維の直径は、最高級品であれば14〜15.5ミクロンです。
良質なものを探しているなら、19ミクロンを超えるものは避けた方がいいでしょう。
ミクロンの数が小さいほど、製品は軽く、柔らかい仕上がりになります。
⑤大手ブランドやカシミヤ専門店で購入する
大手ブランドやカシミヤ専門店では、製品の検品基準が高くなっています。
カシミヤ証明を発行しているところもあって、その場合は、信頼できるお店です。
カシミヤ専門店などでは、偽物について敏感になっているので100%カシミヤを使用していると安心して大丈夫でしょう。
安い偽物のカシミヤの見分け方は?まとめ
カシミヤは、最高級の製品ですので偽物もかなり出回っています。
しっかりと製品を見極めて、信頼できるお店で購入することがおすすめです。
安い偽物に騙されないようにしましょう。