最高級パシュミナ・カニ織ショール
世界最高峰の毛織物
パシュミナショール(カニ織)
500年以上前からインド・カシミール地方で続く手仕事。
珠玉の芸術作品でもある世界最高峰の毛織物パシュミナショール。
ADRIANA EPOCAはカシミール伝統工房主と直接提携し(数百名
以上の職人をかかえる工房)、自身の目で目利きをした最高級品質
のパシュミナを日本の皆様に提供します。
原産国:インド・カシミール地方
素材:パシュミナ100%(カシミヤ)
サイズ:約100cm x 200cm
お手入れ:ドライクリーンニングのみ
<パシュミナとは>
パシュミナとは、インド、ネパール、チベットなどヒマラヤの高原地帯に生息するカシミヤ山羊の内毛(産毛)のみを使用した非常に細いカシミヤ繊維を紡いだ毛織物のことを指します。
カシミールの言い伝えでは、約500年ほど以上前(紀元15世紀)に700人の職人とともにペルシャからカシミールに来たミル・サイヤイド・アリ・ハマダニによってパシュミナ毛織技術が伝えられたのが始まりと言われております。本来、ペルシャ語ではパシュミナとはウールの意味です。
現在、パシュミナの原毛は、州東部、ヒマラヤ山脈の麓、ラダック地方にて厳重に保護飼育されているカシミヤ山羊から年に2回採取し、手紡ぎされます。
高度4,000メートル以上にて育つカシミヤ山羊の毛は大変軽くて柔らかく、そして暖かいく、また草花文やペイズリーなどの美しいデザインを綿密で高度な刺繍技術で施したカシミール産ショールは最高峰の毛織物として、現在でもインド、ヨーロッパでは非常に人気が高く、ハリウッドスターやセレブの間ではパシュミナは襟元のアイテムとして定着をしています。
<カニ織とは>
こちらのショールは刺繍技術が生まれる以前からあるカニ織と呼ばれれる大変希少価値の高い美しいショールになります。
パシュミナの経糸を強く張り、様々な色に染めたパシュミナ糸を緯糸とし、特殊なシャトル(カシミール人はこれをKANIと呼びます)を使い織り込んでいく綴織り(つづれおり)のことです。
ムガール帝国時代(1526~1858年に存在したイスラム王朝)は王侯貴族への贈答品として好まれました。
ナポレオンがエジプト遠征後に持ち帰ったカシミールのカニショールがヨーロッパ上流階級の婦人間で人気を博したことで広く知れ渡ったと言われています。現在でも各工房が門外不出の設計図を持ち、昔と同じやり方でカニ織りの制作を続けています。
<ADRIANA EPOCAのパシュミナ>
当社が提携をしているカシミール州の州都シュリーナガルにある工房は、何百年も代々続く最高の技術を持った伝統工房です。数百名の熟練職人を抱え、伝統とモダンを合わせ新しいオリジナルデザインも多数創作し、今もなお、進化し続けている世界最高のパシュミナ工房だと自負しております。
ショールに端に小さく文字や数字が刺繍されているものは、工房主の注文に対してどの職人(家)から届けられたものかを識別するもので、本物のパシュミナショールである証でもあります。
サインがないものもありますが、当社で扱うパシュミナは全て提携するカシミール工房から入れているものですので本物ですのでご心配いりません。
ショップオーナーであるアドリアーナ自ら現地に足を運び、選んできた本物のパシュミナショールは他にはない珠玉の一点物ばかりです。是非、広尾本店まで実物をご覧になりにお越しください。
ショール、ストールについては卸販売、委託販売や注文製作も行なっていますので、いつでもお問い合わせください。