カシミヤストールの虫食いを直す方法とは?
カシミヤストールの虫食いは、予防をしても100%防ぐことはできません。
ではもしも、カシミヤストールに虫食いが発生してしまったとき、どのように直せば良いのでしょうか?
今回は、カシミヤストールに虫食いが発生してしまったときに直す方法をご紹介していきます。
カシミヤストールに虫食いが発生したときに直す方法
①修理屋さんで直してもらう
カシミヤストールの虫食いは、修理屋さんで直してもらうことができます。
状態にもよりますが、虫食いや穴などを綺麗に直してもらうことができるのです。
カシミヤストールであれば、かぎつけ補修などの技術を用いて修理をしてもらえます。
②自分で直す
大きな穴は、自分で直すことは難しいですが、小さな穴でしたら分かりにくく直すことができます。
ニードルフェルト用の針で補修する方法ですと、自然に仕上がる可能性が高いです。
穴が空いている部分の上に周りの毛を被せるようにして、ニードルで軽くつっつくようにしましょう。
ストールと似たような糸で軽く縫い付けるという方法もありますが、直した部分が目立ってしまう可能性がありますので、注意してください。
③直した後はスチームを!
カシミヤストールの虫食いを直した後は、そのまま着用するのではなく、アイロンのスチームをかけるようにしましょう。
カシミヤストールに虫の産みつけられているかもしれない卵が孵化することを予防することができます。
また、スチームを当てることにより綺麗にシワを伸ばすこともできるのです。
綺麗に虫食いを直しても、また虫食いが起きてしまったら意味がありません。
虫食いが起きたということは、その周りに卵や幼虫がまだいる可能性もあります。
スチームを当てて虫食いが起きないように、予防をしましょう。
カシミヤストールに虫食いが起きないようにするには?
カシミヤストールにできた虫食いは、直すことができますが、虫食いが起きないように気をつけることが大切です。
●着用したらお手入れ
カシミヤは、デリケートな素材です。
着用の度に簡単なお手入れをしましょう。
ゴミや食べかすがストールについたままにならないように、軽くはたきます。
そして、風通しの良い場所で干してください。
そうすることにより、ストールが含んでいた湿気を飛ばすことができます。
●保管をする前には洗う
シーズンオフなどで長期保管をする前には、必ず綺麗に洗いましょう。
クリーニングに出すことも良いですが、カシミヤストールは自宅でも洗うことができます。
常温の水で、たらいなどでウールやカシミヤ用の洗剤で軽く押し洗いや振り洗いをしましょう。
洗濯した後は、しっかり脱水をして風通しの良い場所で陰干しをします。
カシミヤストールを自宅で洗う場合は、きちんとした方法で洗ってください。
④保管方法
長期保管をする際は、密閉できる容器などに防虫剤をカシミヤストールの上に入れて保管します。
ハンガーにかけて保管をする方もいらっしゃいますが、密閉したところでないと防虫剤の効果が発揮されません。
カシミヤストールの虫食いを直す方法まとめ
カシミヤストールに虫食いができてしまっても、直すことができることもあります。
もし、虫食いができてしまっても諦めないでください。
虫食いがおきないように、日頃のお手入れもお忘れなく!